犬ゾリは犬が一匹死んでも走り続ける。
ガラス越しに見通せる隣室のプラズマディスプレイにPCをつなげて、どこドアで手元のマシンから操作していた時代もあった。立ったり座ったりの回数が減るだけじゃあなくって、マウスカーソルがシームレスに移動すること自体にワーオと思ったもんだった。
と昔を懐かしんで、また試してみた。あの頃はXPだけだったけど、今はOSXとXPのハイブリッドな環境。
Synergyは一つのマウスとキーボードで複数マシンの操作を可能にする。Synergy同士で接続されたマシンでは、マウスカーソルをディスプレイの端に持っていくだけで、隣のディスプレイにマウスカーソルが移動(したかのような動きを)する。しかも、マルチプラットフォーム(Windows, Mac OS X, Unix(X11))。うれしい。
Synergyはクライアント/サーバ型で動作する。今回は、手元のPowerBookでWindowsデスクトップを操作するのが目的なので、PowerBookをサーバに設定する。
(1) サーバの設定(PowerBook)
synergy.confファイルを手で編集して、サーバの動作設定を行う。それぞれのマシンの名前、マシン同士の幾何学的なつながり、マシンの別名がこのファイルで設定できる。タイプミス注意。マシンの別名の項目は必要性を感じなければ設定しなくてよい。Windows上で一度アプリケーションを起動してみると、何をどのように設定する必要があるか検討がつくと思うので、おすすめ。
付属のドキュメント running.html にあるのが以下の最小構成。screen1,screen2はマシンの名前。
section: screens
screen1:
screen2:
end
section: links
screen1:
right = screen2
screen2:
left = screen1
end
(2) サーバの起動(PowerBook)
terminalでsynergyが置いてあるフォルダまで移動して、
./synergys -f --config synergy.conf
(3) クライアントの起動(Windows PC)
こちらはもうアプリケーションを起動するだけでほぼ終わり。起動するとclientという項目にマシンの名前を入れられるので、先ほどのサーバの名前を入れる。僕はサーバのローカルIPで試しました。下の方にあるStartを押して、繋がった風の感触があればOK。クライアントサーバの関係を逆にしてもうまくいきました。
と書いてみたけれど、こちらによっぽど詳しい解説があります。二本指スクロールが思ったよりも具合良く、PCでも使えるのはちょっとうれしい。ちなみに、どこドアでの「画面端のクリックで移動する」というようなオプションは無く、画面の端が否応無しにつながる。境界があるから助かることもある。コピペする際、ショートカットだとcommand+c → 画面移動 → ctrl+v となるので注意。キーボードも仮想化したいな。