March 22, 2004

見えてきたニンテンドーディーエス

200403NDS.jpg(クリックで元画像)

一週間くらい前に話題だった、ニンテンドーディーエス(NITRO)の仕様流出。

流出したデータがアップロードされたemu-zoneを何気なく見ていて目に留まった、
この筐体画像は何者だ?

一言で言うなら、とりあえずアドバンスとSPを合体、ぐんにゃりさせてみましたって事?

(自分以外にも軒並みだまされているようなので、記事を大幅に書き換えました。)

元ネタとされるgameplayersonline.comでは情報見つからず。

雑誌T3のスキャンとのことなので調べてみると、GISMODOでの言及を発見。

画像を拡大してじっくり読む。

タイトルからして、

二つの画面で超カラフルなゲーム体験って、すっげ、まじやばくね?!(訳momura)

と興奮。

GAMEBOY ADVANCE DSの文字もハッキリと。正式名称?になったのか。

ROMカートリッジは見あたらずとも、任天堂発表の通り、文章部分にはROMとの記述。

動いているのはポケモンコロシアム、に見える。
二画面による「異質なプレイ」(異質な遊びだっけ)を標榜するディーエスにしては、上画面にメイン、下画面にステータスってのは「悪い例」じゃあ?
にしても、流石にゲームキューブソフトなので、
ロクヨンレベルに作り直したコロシアムか(大変なので、ないだろう)、ハメコミ合成ですかね?


にしてもこのスタイリング。

冒頭のコメント「合体してぐんにゃり」以外には特に感想もない感じ。コメントしづらい。
simさんとの会話で、どこのデザインだよという話になり(おかげで気づけました。サンクー。)、よくよく文章を最後まで読んでみて、やっとわかりました。

このニンテンドーディーエスは、T3が依頼して、それらしく作ってもらった

ニセディーエス

だったのです。
僕も10時間ほど騙されました。しっかり読め。と。

T3の元記事の文末、


So what's it look like? Nintendo's not letting anyone know until May, so we asked the gadget experts at Designworks Windsor what they'd do if they were designing the DS.

によれば、「ニンテンドーが教えてくんなかったので...」って自作自演じゃないですか!!
ウソテクだとすれば、今までのいろいろな疑問が氷解致します...


とまあ、こんだけ書いてしまったので、勇み足のまま以下ディーエス放談。

今一番気になっている通信機能について。


モトローラと任天堂の提携を知ってからはそれなりにワクワクしていたんだけど、

スリープモードに対応(決まった時間や、無線受信によるWakeUpが可能)
というのを正に待っていた感じ。

現行のワイヤレスアダプタの構成では無理だけど、ディーエスなら、「歩いていたら突然ポケモン勝負を申し込まれる」、というのが可能になるわけです。
通りがかりの小学生にコテンパンにされるか、思いっきり返り討ちにするかという状況を味わってみたいなあ。

ジョイスポットの話もあるので、ディーエスのIEEE802.11ベース通信機能は、つまりワイヤレスアダプタを内蔵した、と思っていい。

ジョイ~っていう命名は伝統を重んじる感じがしていいな、と思ったんだけど、ジョイスティックとジョイスポットと並べてしまうと痛い目にあう、という所に気づく。
流石、これが裏と表の京都伏見スタイルか!

ジョイボールは余計。

ワイヤレスアダプタは分解話もすでに。

流出したディーエスの仕様をまだ見てない人はこれを。

スペックをみながら、だらだらと。


解像度だけ比べると、
ファミコンの256*240、ディーエスの256*192、アドバンスの256*160と並ぶ(正確にはファミコンの縦解像度はNTSCかPALかで変わる)。なんだか不思議な感じ。

ファミコンミニって、アドバンス上のファミコンエミュレーターなのはいいけど、解像度の差はどうしてるんでしょう。PocketNESとかだと圧縮表示しているわけですが...

今回のファミコンミニでは8×8ドットのフォントを8×6ドットに、16×16ドットのキャラクタやパターンを16×12ドットに描き換えることにより、ファミコン版とかなり似た雰囲気を再現することに成功している。

ということらしい...
一個一個手間がかかりそうだけど。それでいいのかな。やだなあ。

ふと再確認したのは、ビズネスのやり方の対照的なこと。エミュレーション技術をもつConnectix
(Virtual PCの会社)を取り込む方向に動いたSony、Microsoft。
エミュレーター技術者に対して特許取得で対抗した任天堂。

デュアルCPUも気になる人がいると思いますが、実はアドバンスにも二つ入っていて。

ディーエスにはARM9とARM7、アドバンスにはARM7とZ80互換。ちなみにゲームボーイにはZ80互換CPU。

こっから分かる事は...

まず、アドバンスとゲームボーイに共通しているZ80互換CPUは、アドバンスがゲームボーイ用ソフトを動かすために二つ目のCPUを持っていることを意味しています。

そして、ディーエスとアドバンスに共通するARM7が表すのは、ディーエスがアドバンス用ソフトを動かせるということ。

となると、ディーエスはゲームボーイソフトを動かせないのか、となりますが、エミュレーションに頼らないとダメだと言うことになります。

2000年時点で一億台突破という異常な台数出荷されているゲーム機(ゲームボーイ)の資産は継ぐほうがおいしいのは当然だけど、ディーエスに乗せても魅力を損なうだけかもしれないね。
ポケモン赤緑がポケモンファイアレッド・リーフグリーンに生まれ変わったのはちょっと象徴的な出来事なのかもしれない。

とりあえず、黙って5月12-14日のE3を待て。ということですね。

任天堂の「新しい遊び」に関してはもうちょっと書きたいこともあるので、そのうち別エントリーで。

March 20, 2004

櫂は三年櫓は三月

最後にボートに乗ったのは、芦ノ湖上ボートの上からスターマインを打ち上げる羽目になったあの時だ。
そのときの話といったら本当に酷いもんだった。

その話はまたの機会にするとして、今は櫂と櫓の話。

櫂はオールのことで、櫓は和船で船頭さん(船尾にいるのにな)がエンヤートットとやるアレのこと。

船だけど、また粘性でベルヌーイの法則が出てくるような話。

「櫂は三年櫓は三月」という言葉は知っていて、櫂と櫓がどういうものかも知ってるつもり?!でいたため、
能く能く考えることなく生きてきたけど、今日はちょっと思い直した記録。

「櫂は三年櫓は三月」は、それぞれの習得にかかる時間を表した言葉。かいはさんねんろはみつき、と普通に読む。

ほとんど経験がなく、わずかな経験ももはや厭な経験でしかない僕がちらっと考えたところでは...

櫂に関しては、オール漕ぎに三年かかるというのはちょっとかかりすぎじゃあ?
とボート漕ぎの人に怒られそうな事を考え、三年かかるというのはきっと、タライ舟の櫂漕ぎのような複雑な漕ぎ方のことだというところに至る。

櫓に関しては、あんな込み入った物はとても三ヶ月じゃ無理だろうと断定。

むしろ、櫂より櫓のほうが難しくって、櫓は三年櫂は三月の間違いなんじゃねえの。と。

そんな風に考えたのは、櫂が抵抗理論による推進方式に比べ、櫓が揚力理論による推進方式は、断然お利巧さんなテクに見えるからなのです(櫓のほうが断然美しく見えるのもあるけどね)。

前者は水の抵抗を踏み台にして進む方法で、後者は水中で物体が受ける圧力の差を利用して進む方法。

櫓が如何にお利巧テクかというのを簡単に言うなら、飛行機の翼と同じ、ということになる。詳しくはここに良く図解されている

櫓脚が強い下方向の力を発生するが,櫓腕(ろうで)につけられた櫓縄(ろなわ)によって相殺される.櫓臍(ろべそ)と入れ子で構成されるジョイントは,往復運動の折り返しで,櫓脚の迎え角をもどす動作を可能にする.
の下りからその構造の妙が伝わってきます。

長崎大学の水産海事情報学研究室の櫓漕ぎ動画(ページ一番下)を良く見ると、往復運動で手をクイっと返すような動作が入るのが分かる。これが迎え角を戻すという事で、翼と水の関係を正しく修正しているわけだ。

そのものずばりの櫓と櫂というページではもっと算盤を弾いた話と、櫂櫓の歴史が。

ここの記述では、

和船は櫓(ろ)で漕ぎ、ボートは櫂(かい)で漕ぐ。 この一見何でもないようなことが、実は流体力学的にはなかなか面白い。 というのも、これは帆船の横風や逆風帆走(風上に向かってジグザグに走る)の場合と、追風帆走の場合と同じ関係であり、さらには汽船のプロペラと外車(パドルホイール:外国で見受けられる水車のような推進機構をもつもの)の関係にも共通するからである。

 前者の系列(櫓・横風帆走・プロペラ)は、いずれも飛行機と同じ揚力理論によって推進力を得ているのに対し、後者の系列(櫂・追風帆走・外車)は、そろって抵抗理論によって推進するというように、人力・風力・機械力の区別なく、流体力学的には二つの系列にわけられるところに、科学的に歴史をみることの面白さがある。

がとても興味深い。


とまあ、これくらい面白いわけですが、僕には全く実践と実戦が足りてないので、そういう人のサイトを見る。

GLラボが凄い。

往復運動の手の返しに注目して櫓に改良を加えたりというあたり、只者ではない感じ。

特にこのページの櫓臍の辺りや、櫂と櫓を同時に使う辺りには大興奮。

そこで見つけた実験レポートに、今日の本題、「櫂は三年櫓は三月」ってホントかよ?の答えを発見。

一般に「櫓漕ぎ」は難しい操作と考えられていますが、実際やってみると言葉で説明を聞くよりはるかに簡単です。 

適当な迎え角をつけて漕ぐのですが、櫓の往復運動の反復点において、「へ」の字形に曲がった櫓は自然に適切な迎え角 をとることができるのです、いわゆる「櫓の返し」の操作が驚くほど滑らかに行われます、「へ」形状は日本の櫓の最大 の特徴で、先人の知恵に驚かされます。

手漕ぎの難易度を表す言い習わしで、昔からの船頭達の間では「櫂(かい)は3月、櫓(ろ)は3日」とも言われている そうです。その後さらに「竿(さお)は3年」と続くのだそうですが‥‥。とにかく櫓は簡単です。

ずぶずぶずぶずぶーーっと心に染み入るお答え!

3日と言われたらもう何も言えません。

櫓は効率が良い推進方式なだけではなく、習得しやすい構造になっているわけですか。

当面実践の機会は無さそうなので、とりあえずは長崎大学にあった櫓論文(ここにある「櫓漕ぎ和船漁舟の船型調査と運動性能に関する研究」)を読んだり、

GLラボの広域層流櫓を検証することにした。

手を動かさないと絶対に分からないことだらけなのをいつも実感、で楽しい。
スタンスを大事に。心に関口宏を。

March 18, 2004

SOLAR ARK

200403ark1.jpg

まずいものを見つけてしまった。

SOLAR ARKは、SANYOが計画して鹿島建設が岐阜に建造した、全長315m,総重量3000tの立体トラス構造の巨大建造物。

エコ!エコ!の象徴というだけでなく、
不正への反省と太陽電池の耐久、劣化の実証試験という意味をもったモニュメントだってところが○。

200403ark2.jpg(諸元はこちら)


5046枚の太陽電池パネルによる最大出力は630kW。

年間発電量は約53万kWhとのことで、一般家庭が大体5000kwh年間で消費すると計算すれば、これは106軒分に相当する。うーん。設置面積比で考えると、やっぱり分が悪いぜ。こりゃ。

大きくすればするほど、日照権の問題も出る。これは多分、ビルのガラス全部を紫外線で発電する透明太陽電池にしたりとかいう手でどうにかなりそう。
ただし、室内に紫外線が入らなくなったりして、居住者の健康には悪いかもしれないけど。

さて、SOLAR ARKの最大出力を太陽電池パネル一枚あたりに換算すると、約125Wになる。
この約125Wという数字はアバウトながらも大変厳密な数字のはず。

というのもSANYOには、太陽電池の出力を偽り、不正出荷した過去があるからだ。

SOLAR ARKにはその時に回収したパネルが使われている。

このことをちゃんとサイト上でも謳っている姿勢が良い(さすがに不正の二文字はないけど)。


当初「メガソーラー構想」として発表した「ソーラーアーク」ですが、ソーラーアークに使用している太陽電池は、全て2000年秋の出力問題でお客様から回収させていただいた太陽電池モジュールを使用しています。
 これは、この問題を真摯に受けとめるとともに、品質が如何に大切であるかということを常に自覚し風化させまいとする意思と決意の表れです。また、お客様に三洋電機の太陽電池を安心して使っていただけるよう、モジュールの基本性能を、長期間、大規模に実証していくための装置としても有効活用したいと考えています。


当時の記事コピペ。

ちなみにSANYOの現行品は180W。
2003年の時点で200Wまで達成したらしい。パネルのサイズが違うからか。
なので、変換効率で見るべきか。どんだけ増えたんだろう。

SOLAR ARKは太陽の箱舟ということになるけど、太陽 + 舟だと、エジプトの太陽の船を連想。それぞれ糸杉製、レバノン杉製。レバノン杉といえばギルガメシュ叙事詩的にもあるように、古代の森を切り崩す話(=もののけ姫)の象徴。
古代では森を切り崩した材料で作る船、現代では森を守る材料で作る船。と見ると、おもしろいかも。

2年も前に完成していたものを今まで知らなかったのはまずい。
近くを何回か通過してるはずなんだけどなあ。

こりゃ実物を見ないわけにはいかなくなったぞ。

これによればSOLAR ARKが2001Rの円弧の一部なわけで、
SOLAR ARKを下端とした直径4kmの巨大な正円を夢想。
行ったら目の前で想像することにする。

March 13, 2004

ハーモニックドライブ

200403HD.gif

今日教えてもらった新しい機構。

ハーモニックドライブは変速機構の一つ。
原動軸、従属軸が同軸上になり、速比1/30~1/300、
ギア特有のあそびがほとんど要らず、
基本部品点数はわずか3点。

と、いいことだらけ。

この動画GIFに目を回さないように注意しながら、がっぷり説明を読みましょう。

唸らされます。

たとえば、遊星ギアと内歯歯車を応用しても同軸上での変速機構は実現可能ですが、太陽歯車と内歯歯車のギア比がそのまま速比になるので、1/300くらいの速比を実現するには何段階もの機構を組み合わせなくてはいけません。

これが楕円カム+弾性変形する歯車で実現されているなんて。
あー、自宅に一個くらいは持っておきたいよ。

そうそう、スピリット、オポチュニティーにも搭載されているらしいです。

unmanned steel ball run!!

200403DGC.jpg
自走機械によるレース、DARPA Grand Challenge
が今日スタート。

ロサンゼルスからラスベガスまで、操作禁止!メンテナンス禁止!の大レースです。

誤って人に危害を加えたり、器物損壊とかの場合ってどうなるのかな。

と思ったら、

The participating teams are not required to develop an Emergency-Stop system. DARPA will provide and operate the E-stop for all teams.

と、DARPA側が止めてくれるらしい。なんか怖い。

DARPAから出てくるものを見ていると、国防の原動力の大きさに恐れ入ります。

ちなみにホバークラフトは禁止。

March 11, 2004

ノシ考

友人が始めたオンラインゲームを後ろから眺めていたら、見かけた風景。

友人のキャラクターが右も左もわからずに困っていたところ、親切な人(石田さんというらしい)が現れ、助けてくれる。
友人のキャラクターから出た吹き出しには「ありがとうございました」の文字。
助けてくれた親切な人から出た吹き出しには「ノシ」の二文字。

ノシ、を吹き出したまま走り去る親切な人(石田さん)。

ノシってなあに?

ノシ検索の結果、石田さんから噴出したノシの意味はすぐにわかった。


('A`)ノシ
( ´▽`)ノシ ∞
w(≧▽≦*)ノシ
つдー)ノシ
(´∀`)ノシ
( ´Å`)ノシ
( ゚∀゚)ノシ
( ´?D`)ノシ

できればNet::Googleで一生分とってきたい所なのだけど手動。

ノシーって伸ばした時の語感といったら、濫用するに足るものだと思いませんか?
ノに一字続けて良い語感なんてのは、ノフ、ノビ、ノマ、ノモ、くらいなもんで、
その中でもやはりノシはひときわ光っている。

のし袋の熨斗。
まさか、巫女さんが頭にアワビをつけているなんて!
伸ばすという意味では伸し棒のノシ、なわけだ。

のしのしと歩く。

のしてんてん。この占有率はすごい。

イノシシ。文書なのにこのあわてっぷり。

March 10, 2004

Shokugan Sphinx

200403ShokuganSphinx.jpg

といってもエジプトネタではありません。最近ファラオ的執務は休みがちなのです。

Shokugan Sphinxは大英博物館から引っ張ってきたコーパス。

さて、どういう意味か。

引用してみますと、


Shokugan
Shokugan are a range of highly desirable Japanese miniatures. The British Museum Shokugan collection depicts a selection of Egyptian artifacts to be found within the museum.

とか


Replicas
Shokugan are a range of highly desirable Japanese miniatures.

とか。

まさかとは思いましたが、これは食玩!を意味しているようです。

ショック!!

大事な部分が欠落して、なんか工芸品みたいな扱いになってるのが非常に気になる!

これ、英語として流通しちゃったりするのかな。

村上隆の影響じゃないといいなあ...

さらなるShokuganサーチはこちら!

March 07, 2004

膨らむ地球

父が唐突に
「地球ってさ、昔はもっと小さかったんじゃあないかな?
2/3くらいでさ。あと、もっと自転が早かったとか、ないかな?」

というので、突っ込んで聞いてみると、
どうやら地表での体感重力が今とは違ったんじゃないかというところが気になっているらしい。

なんだかわからないけど、地球のサイズが大きくなったというのはずいぶんと大胆な話だなと思ったので、計算してみた。

万有引力の公式で考えると重力は二乗に反比例する。
例えば、ドラゴンボール的な100倍重力修行をするためには、惑星直径が1/10であればいい。

よって、地球の直径が仮に2/3だったとすると、2.25倍となるわけだ。
大きく変化させた割にはたいした影響がないなあ。

でも、父さん、サイズが変化した理由ってのはなんなんだ?

次に、地球の自転速度が早かった場合を考えてみる。地表と海の摩擦で自転速度がどんどん遅くなっているというのは割と有名な話。

基本的に、地表の物体に働く重力は、地球からの引力と、自転による遠心力の差になる。
遠心力の影響を見るために、重力mgに対する赤道での遠心力mrω^2の比を求めてみる(ちなみにωは角速度。一秒間に何周するか。2π/secで出せる)。

地球の赤道半径を約6400kmとして、現在の地球で計算。
重力に対する遠心力の比率はrω^2/gなので、0.000345となり、遠心力の影響が微々たる物であることがわかります。

今度は、ちょっと大胆に地球が1時間に1周、つまり一日が一時間であるような地球で計算。角速度は24倍、重力に対する遠心力の比は576倍の0.19872と
なり、それでも重力は0.8倍ということに。体がちょっと軽い。でも太陽が上って沈むまで30分はやばい。コリオリもすごそうです。

と、ここまで計算したところで、父が言う。
恐竜の絶滅した理由に重力が変化したという説があるらしいとのこと。

こんなサイトを発見。説自体知らなかったなあ。恐竜の復元方法は確かにあんまり信用できなそう。肉付きやら色やらね。

われながら空想科学読本みたいでちょっとはしたないない文だったかも、と思ったけど、たまにはささっと試算して確かめたりってのもしないとな。
あと、父が時々ひらめく大胆な仮説は割と好きです。

March 05, 2004

今日の粘性

花粉の中には粘着糸と呼ばれる糸が付いているものがあるようだ。

というのには驚きましたが、今日は粘性、空気、ストリームライン、ベルヌーイ、でまた粘性という話になります。

発端は臨海副都心発電所で書いたダイマクシオンカー。気になったのでチラべて(チラっとしらべて)みた。

まずは異常にまとまってるページ。この人のほかのプロジェクトもすごい。(orkutにて発見しましたが)この人は何者でしょうか...
そのサイトではダイマクシオンカーの歴史が良くまとめられています。これを見る限りだと、70年代のkrafrwerkとdymaxion carという組み合わせは無さそうです。すみません、実は街を走る車の区別がつかないくせに適当な事いいました。

絵だけでOKって人はこっちのサイトで写真やらムービーやらを沢山見れますよ。

今日はこのサイトのおかげでフューチャラマを作った人、村田蓮爾も大好きノーマン ベル ゲデスを思い出しました。ゲデスって誰よって人はこちらとかこちらへ

流体つながりで言うとgeodesic domeとベルヌーイ効果については、クリティカルパスに書いてあるようだと。未読。ベルヌーイはBernoulli。プレーリードッグの巣にもベルヌーイ効果。

適正技術研究会というのがあったなあ、と思って検索(したけど、今現在サーバが動いてないみたいです)。

種種の粘性マニアに必要なキーワードを
更にスプレッドしておきます。高みへはこれで辿ってください。
レオロジー、ダイラタンシー、チクソトロピー、レオペクシー、粘性係数、動粘性係数、粘性抵抗、粘性流、ER流体、粘粘粘粘粘粘粘。

気になってる物質(粘)があるので、早速発注しました。

粘性が低ければ低いほどブラウン運動は活発になるってのはいろんな意味で面白いですよね。と無理やり花粉に話を戻しておきます。

趣味は種芸ですと言ってみたい。

March 01, 2004

臨海副都心発電所

クラフトワーク先生のライブにお台場まで行って参りました!

思っていたよりも、動く、人達だった。
とはいえそれは、彫像のようなパフォーマンスを想像していたせいなのですが...

「シンシシュクジョノミナサマ...」とボコーダーボイスが鳴り響いた後、いきなり4人のシルエットが赤いライトによってスクリーンに映し出されたのが印象的なスタート。

ダライアスみたいな3面プロジェクターの前に立つ四人、気分が乗ってくると動き出すラルフ、声を出すたびに口元に手を当てるラルフ、微妙にアレンジを加えながら演奏するラルフ、と気になったラルフ。

ブルンブルンとエンジンをかけたAutobahnでダイマクシオンカー(追記:3.4,2004渋谷AXに行った友人に追認を頼みましたが、ダイマクシオンカーには無い膨らみが後ろの方にあったとのことで、全然違うと思うぜ、とのこと。)が映っていたり、
好きなRadioactivityを聞きながら、廻し易くてモーメントを沢山蓄えられるコマの機構を思いついたり(新規性調査中)、webでも見られるTOUR DE FRANCEにグッと来たり。

Pocket CalculatorではDentakuも披露。「タシタリ...ヒイタリ...」
最近はどんな機材で演奏しているのでしょうか...

二度目のアンコール時にはメンバー全員ロボット化!自動演奏でThe Robots。

三度目は全身タイツ、で登場。良く、分からなかった。

今読んでいる本の影響で、Radioactivityのモールス符号部分がどうにも気になるので、調べてみたら、


Radioactivity is in the air for you and me
Radioactivity discovered by Madame Curie

とメッセージを繰り返したものだった。分かる人には分かる何かを言ってるわけじゃないわけな。

二階から見下ろしていて思ったのは、平均値がどこになるのか分からない客層だな、というのと、踊ったりはしゃいだりするよりも、「オー」とか「出たー!!」という反応が目立ったということ。

僕自身いつものデブ(精)であきらめていたので、
友人がチケットを取ってくれたお蔭で行けたようなもんなのですが、
これは自らの意志力で行った方がいいと思いました。