「惑星ができて、その上に人間みたいな生き物が出てきて、ウヨウヨいて...本当に不思議。」(大平)
「で、メガスターなんか作るやつが出てきたりしてね。」(小久保)

「宇宙を実感する2つの方法~異能のエンジニア×サイエンティストによる、新しい宇宙の感じ方~」で科学未来館に行った。
メインはメガスターの大平さんと、国立天文台で4次元デジタル宇宙プロジェクトに携わる小久保さんによるトークセッション。
以前プロジェクトでご一緒させていただいたデザイナーの榛葉さんと、そのご友人で山形在住のデザイナーさんとの三人行。
まずはドームシアターでプラネタリウム体験の後、メガスターと4次元デジタル宇宙の解説。これまでの経緯の話になる。
大平さんが、「昔はN88BASICでスウィングバイ(天体の重力を利用してロケットを加速すること)のシミュレーションをしたりしました。」、というと、小久保さんも「僕もやりましたよ。手計算でもできるけど、それが画面の上で見れたときに感動したんです」と今日のテーマにも通じる、実感することの魅力を語った。(注:本文を通じて、大平さんと小久保さんのセリフは手元のメモによるもので、厳密ではありません。悪しからずご容赦下さい。)
宇宙論の話になり、冒頭の対話。不思議、面白い、見てみたいで動いている研究者で、自分を上手なサイクルに乗せている人を見るとすごく安心するし、うらやましいと思う。
質疑になり、何か一つのことに打ち込むことに対する態度を伺うと、小久保さん曰く「悩んだりします。僕は浮気性で、飽きっぽい。シミュレーション天文学は学際的で、物理学、生物学とつまみ食いできるのがありがたい。」とのこと。大平さんは、「プラネタリウムばっかりやっていてどうするんだ、と言われたこともあった。マイナーすぎるかも、と悩んだこともありましたよ。」と。
小久保さんの感覚はすごくよく分かる。僕の領域であるインターフェースは文字通り隙間産業で、その両側の境界面には本当に様々な分野が関わっているので、同じような実感がある。そして、大平さん級に突っ走っているように見えるひとだって、不安だったりする。小久保さんも大平さんに「トライアンドエラーでプラネタリウムに打ち込んでいると、途中でつらくなったりしませんか?」と尋ねる場面があった。答えて大平さん、「最初からメガスターではなく、積み重ねなんです。お金もかかることだし、前の成果があって、それが次につながっています。」
身にしみるなあ。
続いて、自分の専門分野で「行けるっ!」と思えた転機について伺ったところ、小久保さんの「まだその時期に来てない」に対し、大平さんは「4年前」と明確なお答え。4年前、青山SPIRALでの展示が転機になった、という話はtarositeのインタビューにもあった。この日も、「メガスターを色々な場所で公開するようになってから、会社と家(で行うプラネタリウム製作)の往復では会えない人に会えるようになった。異種格闘技戦みたいで、本当におもしろい。」と語っていた。
終わったあと、紹介してもらって少し話す。満足の一日。
以下、スニペット---
メガスターも、4次元デジタル宇宙も観測衛星のヒッパルコス(1989-1993)のデータを基にしているそうだ。ギリシャのヒッパルコス(B.C,190?-B.C120?)が見られなかった6等星より暗い星を現代のヒッパルコスで体験する。うーん。
静止衛星の位置の取り合いは、ITUが管理しているらしい。
アレだけ言われていたのに、双眼鏡を持っていくことを忘れていた。
切頂20面体による分割がプラネタリウムの基本、らしい。5角形、6角形による球状タイリングではなく、円刑によるカバリングは大平さんの特許。
鉄アレイ状ではなく、メガスター型のものは一球式と呼ばれる(カールツァイスが最初)。とはいえ、一つの球では事足りず、隣に並べた惑星投影機等の機器を協調制御する構成になっている。
ミノルタがかなりのプラネタリウム関連特許を押さえている様子。現コニカミノルタプラネタリウム
メガスターに特別な技術を使っていないということを強調。要素技術はありふれたもので、しかも先端ではない。と。
大平さんが通っていたプラネタリウムは川崎市岡本太郎美術館に程近い、川崎市青少年科学館。ここでプラネタリウムのイロハを学んだとのこと。
大平さんは思っていたよりも背が高い。
小久保さんは泡状銀河の生成やダークマターの揺らぎをムラムラ、と表現していた。
4次元デジタル宇宙はPS2のコントローラーで制御。これが一番うまくできている、とのこと。
ドームシアターで没入しながらのpowers of tenという感じで、すごかった。
シミュレーション天文学は今まさに旬。
キーワード:すだれシャッター、ブライトスター投影機、背景放射、ダークマター

那須与一がよっぴいたのは、現在陸になっている、写真中央のあたりらしい。
左に広がる壇ノ浦(≠長門壇ノ浦)では義経が弓を流しちゃってあわてたり、敵と切り結んでまで掬いにいったりしたんだってさ。
会社の隣の席のハッカー師へのお土産はいつもパノラマ画像の素材。
曇天模様だけど、つなげ易い素材だったみたいで良かった。

源平屋島古戦場と書いてある看板のアイコンはなぜかパルティアンショット。
女王の居室がちょっとだけアップ2デートされてた。

転回できるくらいに部屋を広げたみたいだ。
どまんなかに部屋を作って、入り口を塞いでいる。ピラミッドっぽい。
タマゴが少し、減った?
卵の数:およそ15個?